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データサイエンティスト育成コース:保坂 英之様

#データサイエンススクール 本講座
保坂 英之様
勤務先:非公開
業種:高校
職種:数学教師

Q、保坂さんは、どのようなお仕事をされているのでしょうか。またどのよう理由でデータミックスのデータサイエンティスト育成コースを受講されたのでしょうか?

私は、高校で数学の教員をしています。

データミックスを受講した理由は2つありまして、まずどこの学校でも全国的に、学校運営や教育指導などで意思決定をする場面では文化や風習を重視する傾向があるのですが、私は以前からそういった部分に対して疑問を持っていました。

勤務しているのが私立校で、公立校よりはチャレンジ出来る事が多いので、自前で持っているデータを学校の様々な意思決定に活用していけたら良いなという思いがありました。

それと、今すぐに教員を辞めることを考えている訳ではないのですが、将来的に自分のこの先のキャリアをどうしていこうかというところで、教員以外の選択肢も含めて割と幅広く考えています。その中で次のステップをどうしていこうかと思った時に、今の業務にも活かせて将来的に箔がつく何かがあると良いなと考え始めた事もきっかけです。

Q、お仕事をされる中でデータサイエンスのスキルが必要な場面はありましたでしょうか?

仕事で直接的に必要になった事はないのですが、現在勤めている学校の校務でシステムの管理者をしていて、普段からデータベースを扱ってSQLを書いたりもしているので、その経験と数学的な素養が活かせる、という点でデータサイエンスを学ぶ事が今後の自分のキャリアを考えた時の身につけるべきスキルとして非常に相性が良いと感じました。

この先のキャリアというところでは、学校の意思決定の仕方に疑問を感じたりしている部分からコンサルティングにも興味があり、根拠のあるコンサルティングというとデータに基づく意思決定が重要になってくるのではいかと。そういった点からも、やはりデータサイエンスを学ぶのが今後目指している方向性に近いのではと考えるようになりました。

Q、なぜ、データミックスのスクール形式を選ばれたのですか?

オンラインの学習サービスでも勉強は出来ると思うのですが、私の場合、明日でも出来ることは明日に回してしまいがちな性格なので、ちゃんと継続して勉強していけるという自信が持てませんでした。

対面形式での授業の方が自分に厳しく出来るし集中も出来ると思いデータミックスを選びました。

給付金の対象となるのも選んだ理由の一つです。

Q、6ヶ月間の受講を終えられて、どのような成果を感じていますでしょうか?

例えば、これまでAIという言葉としてただ知っているだけだったものが具体的にイメージできるようになりました。そして世の中で起きている事がこれまでよりも色々と咀嚼出来るようになりましたね。

私の場合プログラミング自体は以前から出来ましたが、データありきの機械学習的なアプローチは一般的なプログラミングとはかなり違っているので、その違いが分かったという事も非常に大きい成果です。

DataMixの講座の中には教員として数学の授業でTipsとして話題に出せるような話もあったので、時々使わせてもらったりもしています。

Q、データミックスのスクールの印象はいかがでしたか?

手厚く教えてもらえている、と感じましたね。

前にやった事を忘れてしまっている場合にはちゃんと振り返りをしてくれたり、自分で調べれば分かるような事でも気軽に質問でき、しっかり教えてくれる雰囲気がありました。

社会人向けのスクールなのでみなさん色々な背景を抱えているわけですが、そういったところにきちんと配慮してくれているなという印象です。

Q、予習や復習も必要になったと思いますが、どのように時間を使われたのですか?

毎週コンスタントに勉強する時間を作るという事はしていなかったんですが、ただ卒業するのではなくしっかりと力をつけて卒業したいという思いが最初からありました。
与えられたものはすぐにやるというスタンスを崩さないようにして宿題や課題に取り組んでいました。

その一方で家族との時間は犠牲にしたくないという思いもありました。その中で、いかに授業についていくかと考えると、寝る時間を削って勉強に取り組む事も多く、予習にまではなかなか手が回りませんでしたね。

Q、スクール開始からどのくらいのタイミングで手応えを感じるたでしょうか。

最初のステップのブートキャンプは、よくわからない事も多くて正直しんどかったですね。
分かる時がくるのか?と思うほどだったのですが、後になってみれば心折れそうになりながら勉強したこのステップの蓄積が次のステップ以降に活きてきたという実感がありました。

ベーシックステップで勉強した教師なし学習の内容からは、これは実際に持っているデータの活用に使えるなと思える内容になってきたので、手応えといいますか授業の内容がしっくりくる感じになりました。

アドバンスになると、更にデータ活用の幅が広がるなと感じられる内容になっていったので授業に対しての感想が「使えるな」から「楽しいな」へと変わっていきました。

Q、スクールで学んだことは、実務でどのように活かされているのでしょうか

データミックスに入る前はデータの活用といっても単純集計する位の事しか想像出来ていなかったんですが、スクールで学んだことでデータ活用の幅が広がりました。

これからデータ分析をしていこうという観点から今あるデータを見ると、まだまだ足りない情報がたくさんあるので、データ収拾の在り方やデータドリブンな考え方、データが意思決定に役立つという考え方自体をもっと浸透させていくところにも取り組んでいきたいと思っています。

一見教育には関係ないように見えるデータがどう学習に関係しているかといったようなデータ分析もしていけるようにしたいですね。

Q、データ分析実務スキル検定(CBAS)の資格にも受講中に合格されましたよね。資格試験はいかがでしたか?

問題数が多かったですね。90分の試験で問題数が60問位あって単純計算で1問にかけられる時間は1.5分しかないので、問題の難易度以上に問題数の多さが大変でした。ただ対策講座を受けて事前にその事は分かってはいたので、諦めた方が良い問題には早めに見切りをつけて先へ進めてしまおうと、ペース配分に気をつけて試験に挑みました。

私の場合はデータミックス講座の受講中に受けたので、勉強した知識が頭の中にあるので逆に取り組みやすかったかなという感じで難易度としてはそこまでではなかったです。

Q、これからの受講生にアドバイスをお願いします。

データミックスの授業はとても勉強になりますが、目的意識を明確に持ってない人にとってはただ辛いだけの半年間になってしまうのではないでしょうか。

手厚いサポートをしてもらえるので、半年後に自分がどのようになっていたいかという目指す将来像、展望や意思を持って取り組めばその分成長出来ると思います。

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