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【法人研修実施企業の声】株式会社VSN様

#法人研修
株式会社VSN様

株式会社VSNは、2004年創業。2012年より、人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループに。 IT・情報システム、メカトロニクス・エレクトロニクス、バイオ・ケミストリー分野におけるエンジニア派遣事業、開発請負、 および有料職業紹介事業を展開し、国内の大手SIerや大手メーカーを人財の面からサポートしている。

先端IT人財をはじめとする、高度な技術者を派遣する株式会社VSN。 データミックスが提供するデーサイエンス人財の育成スクールと法人向けトレーニングを積極的に活用する背景を伺いました。 (※本文中では敬称を略して記載させていただきます。)


「人財(ヒューマンキャピタル)の創造と輩出を通じて、人と社会の歓びと可能性の最大化を追求する」 クライアントのお客様の課題だけでなく、社会的な課題も解決したい


データサイエンス人財の育成・トレーニングを積極的に活用する 理由は何ですか?

(前田)
VSNはエンジニア人財サービスを展開する企業で、当社の取引先企業 の9割は大手企業で構成されています。

IT系では大手通信キャリアや Sler、ものづくり系だと大手製造業のお客様が多くいらっしゃいます。

そういった企業に対して、高度なスキルを有する人財を提供することで、その企業の成長や課題解決に貢献しています。

最近では、特にメーカー系 企業でのIT人財のニーズがかなり高まっています。

(和田)
直近でもそのニーズは確かに高まっていますね。

特にメーカー系企業などでは、IT技術を軸にして「何かやりたい、でもどうしていいかわからないし、実施することもできない」という課題がたくさんあります。

その課題の根底には「やりたいことを実現できるまでに牽引できる人財がいない」という人財不足があります。

(前田)
VSNは「人財を育成して輩出していく」という理念を持つ会社なので、我々が主体的にクライアント企業の課題を解決する人財を輩出していきたいと考えています。

IT人財を供給していくためのトレーニングや採用を行い、企業への支援体制を強化しています。

その方法がデータミックスの提供サービスとマッチしていると考えています。

もう一つは、純粋にデータサイエンティストを増やして日本の技術力の 再興に貢献する取り組みがしたいと考えています。

社会的な要請となっている「先端IT人財不足の解消」という課題においては、お客様からもそういった人財が不足しているという多くの声を耳にします。

幸いなことに当社ではエンジニア派遣事業に強みもあることから、「リスキル」を行うことで先端IT人財となれる優秀な人財プールを形成しています。

例えば、IT人財でもインフラの構築や運用に携わる人財は、将来的には供給過多になると予想されています。

そういったITの基礎的なスキルを保有する人財に対して、データサイエンスを学ばせ、データサイエンティ ストとして育成し、多くの顧客企業へ輩出しています。

このリスキルを行うための研修は社内だけで行うとなると限界もあります。
なるべくスピード感をもって企業のニーズに応え、かつ社会的な要請に貢献するとなると専門的に教育を実施する企業とタッグを組むのが現実的だったこともあり、データミックスのサービスを活用しています。


イノベーション&キャリア開発本部 本部長・執行役員
前田 拓宏 氏



技術を提供するだけのエンジニア派遣ではなく、 データリテラシーと課題解決力を持つスペシャリストを育成するのがVSNの役割


データミックスのサービスがマッチすると感じた理由はなんですか?

(前田)
VSNは人財サービスを提供する企業なので、市場のニーズも捉えながら、常に人財の価値を上げていくことを考えなければなりません。

ソフトだけの人財、ネットワークだけの人財、サーバーだけの人財…、これまでは一つの専門分野を極めるスペシャリストへのニーズがありましたが、これからは技術とビジネスを理解した複合的なケイパビリティを持つ人財が必要とされる時が来ると考えていました。

そのため当社では、かなり早い段階で技術力に加え「コンサルティング力」も併せ持つ人財の育成に力を入れてきました。

 

VSNでは、高い問題解決力を備えたエンジニアが経営と現場、両方の視 点からお客様の本質的な事業課題を解決する「バリューチェーン・イノ ベーター(VI)」という課題解決サービスを提供しています。

VIサービスを 提供するために必要なコンサルティング能力の向上を目指す教育や、資格認定制度を設けているのですが、今まさにその制度によって課題解決力を身に付けた守備範囲の広い優秀な人財が育成できています。

これからの企業は「データを活用してビジネスを加速させる」ことが一つ のキーポイントだと思います。

データミックスでは、統計などをひたすら 学ぶのではなく、「ビジネスを良くするためにどうやってデータを活用するか」を意識した学びを与えてくれます。

このデータリテラシーと課題解決力が、当社の人財の価値を高めてくれています。

実際に、企業に対してファクトや数値をもとにソリューション提案を行っているのですが、企業内の実務を理解している担当者がデータ分析を行えば、より説得力のある問題解決提案ができます。

当社のすべての人財 がデータリテラシーを高めて課題解決を提案できるようになれば、これまで以上に企業に価値を提供できますよね。

(データミックス 堅田)
企業は人財不足を課題に感じている一方で、VSNの人財は着々とデータ分析スキルを身に着けているということは、データリテラシーの差が開いていくような気がします。

その結果、データ分析を使った提案をしても、企業に理解されず受け入れてもらえないケースも出てきそうですが、実際いかがですか?

(種畑)
なかにはそのようなケースもありますが、我々のお客様もデータリテラシーと課題解決を意識した人財育成に力を入れているので、「お互いがともに実現していく。」という姿勢で捉えています。

お互いの目標を共有して同じ歩幅で成長しあえば、どんどん良くなるのではないかと思います。


イノベーション&キャリア開発本部 未来創造グループ グループ長 種畑 恵治 氏



データサイエンスの活用はどの業種にも必要な時代であることを社員全体に理解させるのが重要


データリテラシーの重要性を意識した体制が構築されるまでに、 どのような工夫があったのでしょうか?また、変化はありましたか?

(和田)
今のような、データリテラシーの重要性を意識する体制が出来上がったのも、社内の意識改革をすべきだと強く思いながら実際に理解推進をリードした社員の努力の積み重ねが大きいですね。

(種畑)
確かにそうですね。

実際にデータミックスでデータサイエンスを学んだ社員が自発的かつ継続的に推進活動を行った結果、徐々に社内全体のリテラシーが上がっていきました。

例えば、データミックスの6ヶ月間のスクールを終えた社員が、社内勉強会を開くなどが良い例です。

そのような社員の積極的な活動が社内理解の向上にかなり貢献していますね。

やはり、実際にデータサイエンスを学んでビジネスに活かせるということや、データサイエンスの本質を知る社員がいることで、よい意味での変化を もたらせることを実感しました。

(前田)
元々はIT分野では「ソフトウェア開発」と「ネットワーク」、「サーバー」の3つだった技術領域に、「セキュリティー」という技術領域が一昨年くらい前に追加されました。

そして、その後を追うようにして「データサイエンス」という領域が加わり現在では5つの技術領域になりました。

特に基礎的なITリテラシーを有 する人財に対して、データサイエンススキルの定着を強化したいと考えています。

とはいえ、「ずっとインフラに携わってきました」とか「ソフトウェア一筋です」という、今までの仕事にプライドを持ってやってきている人財も多くいるのは事実です。

そういった人財に対して、新しい領域への魅力を感じて もらい、やってみたいと意識変化を促すことには苦労しています。

なので、まず「世の中の動き」に興味をもってもらうような機会をつくっています。

具体的には、世界的にどんな流れがあるのか、日本がどのような立場に置かれているのか、これから先20年後30年後の日本を描いた時に我々にはどういう未来が待っているのかをイメージさせるようなコミュニケーションですね。

技術的なミクロな話ではなくて、データを元に「こういう世の中になっていくよ」という未来図を可視化して、世界、日本、VSNは今こうなっているぞ、ということをまず最低限認識してもらうようにしています。

< style="text-align: left;">その意識付けを継続していると、「確かに今のままでは生き残れない」とか「新しいことを積極的に学んでいかないと……」ということを発言してくれる社員も多数現れてきました。
その意識を持った社員が仲間を引き寄せてどんどん輪が大きくなっています。

VSNではこのような危機感を持つ仲間を増やし、自身の価値を向上させようと努力する取り組みをとても評価しています。

社員総会などの社員が集まる場があるので、そういった場で説明したり、事業部ごとに説明会を開催するといった取り組みを通じて、先端技術と呼ばれる領域がこれからどれだけ必要なのかというのを知ってもらうことを積極的に実施しています。

< style="text-align: left;">特にデータサイエンスは、営業職や総合職、バックオフィス系の人財の方も活用していくべき、学んでいくべきだと感じています。
データサイエンスのスキルを身に着けることで、分野問わずにスキルチェンジしていけると思います。

(和田)
当社の話になりますが、先にあげた変化の背景には、管理職が「データ分析ができること」や「データ分析を行うことで得られる成果」をきちんと理解できたことが大きな軸になっていると思います。

現場のメンバーから「データ分析ってすごいらしい」という意見を聞いたときに、管理職側が「なにそれ?データ分析って?」となると、せっかくの変革のタイミングを逃してしまいますし、もうそこですべてが終わってしまいます。

当社は早い段階で管理職へ「データサイエンス」や「データリテラシー」に対する理解と認知を獲得するための動きをしていたので、時流に合わせて企業への価値の提供ができていると自負しています。


イノベーション&キャリア開発本部 キャリアマネジメント部 部長 和田 直也 氏



データリテラシーを持つ人財を輩出し続けることで、当社の理念に沿った事業活動ができる


今後の展望を教えてください。

(前田)
単なる技術者派遣ではなく、お客様の業績を高めるサービスをエンジニアが推進していく、そういったビジネスモデルを確立したいと思っています。

データミックスのサービスをうまく活用して、データリテラシーと課題解決力を持つ人財が、お客様に価値のあるサービスを提供し、企業の業績向上や業務改革の推進をさらに加速させていきたいです。

これは同時に社会的な要請でもあると思うので、その点に対して我々の人財育成という強みをもって社会に貢献していきたい。

そのためには、当社のエンジニア人財の価値を底上げしたい。そう強く願っています。

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