企業名:株式会社オーイーシー
業種:情報サービス業
職種:人事職
どのようなお仕事をされているのでしょうか?
社内の勤怠管理業務や採用活動など人事・労務管理に携わっております。元々システム開発に興味があったということもあり、最近では人事関連のシステムの導入やRPA及びマクロを用いた社内の業務改善も仕事としております。
データサイエンスを学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか?
元々はデータサイエンスのみならず、資格勉強を通して様々な分野の知識を学ぶことに取り組んでおりました。取り組みの中で統計検定2級を取得した結果、データ分析に興味を持つようになりました。その後、より高度な分析手法を業務で取り扱えるようになるためにデータサイエンスの学習を始めることを決断しました。
複数あるデータサイエンス教育サービスの中でデータミックスを選択されたのはなぜですか?
データミックス主催の「データ分析実務スキル検定」のテキストを読んだことがきっかけです。テキストでは、データ分析のスキルだけではなく、分析プロジェクトのメカニズムや普段のニュースや新聞で掲載されているようなグラフの読み方が記載されており、実務に活かしやすい内容でした。またデータ分析に関心を持っていたものの、人事職という立場でそれをどう活かすのかが不明確だったため、スキルの習得のみならず業務へ活かせるような講座を探していたところ、以前から関心を持っていたデータミックスが「HRアナリスト養成講座」を開講しており、自身にマッチした講座であると考えたため、受講を決断しました。
データミックスのスクール形式への印象はいかがでしたか?
遠方からの受講であったため、オンラインだと取り残されないかが不安でした。しかし、他の受講者とのグループワークやSlackでの質問、そしてオフィスアワーの活用を通して、支障なく学習を継続できました。また、あらゆるバックグラウンドを持った受講生との交流や予習・復習が1週間毎に必要となるほどのハイレベルな講義のおかげでより成長できたと感じます。これらの経験はeラーニングにはない利点だと思います。
予習や復習も必要になったと思いますが、どのように時間を使われたのですか?
スケジュールの調整としては休日や有給休暇をうまく使って勉強時間を確保しました。平日も仕事から帰った後に勉強しておりました。元々資格勉強で時間を費やすことに慣れていたため苦ではなかったです。平日は毎日30分から1時間程度、休日は1時間から3時間の勉強で学んだ内容をインプットしました。また、復習7割、予習3割の感覚で行いました。講義中は講師が口頭で話した重要なポイントをメモ書きして、講義後にテキストとメモの内容を組み合わせたノートを作りました。100ページにも及ぶテキストの内容をまとめることは簡単ではありませんでしたが、講義では覚えることができなかった新たな気づきもありました。予習はグループワークで必要となる部分に特化して勉強しました。受講生のレベルが高いので、相当な準備が必要だと感じました。おかげで準備力を鍛えることができたことも収穫でした。
卒業課題ではどんなテーマに取り組みましたか?
「従業員満足度の結果分析」をテーマに卒業課題を行いました。私の勤めている会社では人的資本経営の見直しに取り掛かっている状況でした。従業員満足度向上を目標に様々な施策が検討されていく中で、その効果を計測するにはまずは現状を把握した方が良いと考え、年1度の従業員満足度調査の結果をクロス集計や重回帰分析を用いて分析を行いました。機械学習を用いた高度な分析は実施しなかったのですが、結果的にそれが上層部にとってわかりやすく導入しやすい内容であったため、データ分析を社内へ導入する一歩としては良かったと思います。
7ヶ月間の受講を終えられて、どのような成果を感じましたか?
初回のブートキャンプステップの課題はデータの前処理や探索的データ分析の能力が求められましたが、進め方が全く分からず、課題はなんとか期限内に終わったものの不完全燃焼のままでした。しかし、徐々にコツを覚えて最終的には手順に沿った分析を実施していくことができました。
スクールで学んだことは、実務でどのように活かされているのでしょうか?
まずは卒業課題の内容を全社に共有することになりました。私の勤める会社では、データサイエンスに関心を持つ社員が多いので、ビジネスへの導入の実例になれたらと考えております。他にも人事戦略及び経営戦略において培ったスキルを活かせる場面が多く存在しますので、データサイエンスの観点から意見を述べる存在になりたいなと考えております。
率直に、多額の受講料と、多くの時間を投資して受講をする決意をされたきっかけやモチベーションは何だったのでしょうか?
「データ分析実務スキル検定」の内容からデータミックスの講座を受講することで成長できると確信しており、また人事職でデータサイエンスを活かしたいという自身の気持ちにマッチしていたことにあります。社内にも受講する旨を共有したところ、前向きに応援していただいたことも申し込むきっかけとなりました。