2022年1月期「河川の氾濫警戒レベル予測」
データサイエンティスト育成コース本講座卒業(通信インフラ系企業/エンジニア)
ビジネストランスレーターの役割を目指していた自分にとって最適な講座だった
昨年度、会社にてAI事業を立ち上げることとなり、データサイエンティストとしての知識を身に付ける必要がありました。そこで、どこの教育機関にするか検討していた際に、会社関係者よりDatamix様の「データサイエンティスト育成講座」を紹介されました。事業では、ビジネストランスレーター(※)としての役割を目指していたので、目的にも合っていると思い受講するに至ります。
現在の業務に直結するビジネス課題を卒業プロジェクトのテーマに
出来るだけ現在の業務であるインフラに関連した課題に取り組みたいと思い、「河川の氾濫予測」をテーマとしました。現在、事業にて河川監視システムの開発に取り組んでいます。今後、事業を進めていく中で開発の手助けとなるようなシステムを作ってみたいと思い、河川の氾濫予測に関してデータ分析を行いました。
今回設定した課題に関して、データ収集方法、作成したモデルをどう評価するのかで悩みました。最終的には、自分でルールを定めて評価をすることとなり、様々なパターンでモデルを作成して比較していくことが大変でしたが、無事にプロジェクトを完走できて安心しました。自分の作ったモデルが良いのか悪いのかを判断できるような評価ルールを考えることが難しかったのですが、無事に最後までプロジェクトを進めることができてよかったです。
また、課題に取り組んでいる際は、WEBサイトの規約上自動化ツールが使えなかったり、昔作成した、複数ファイルを自動的にマージするツールがうまく稼働しなかったりなどトラブルもありましたが、他の方法を調べて対処するなど、自分の知識として吸収することができました。
データサイエンスという言葉すら知らなかった自分が感じた成長と手応え
データサイエンスという単語すら知らなかったので、確率統計を除き全てが初めて触れる内容でした。また、R言語やPythonを使ったプログラミングや、モデルの作成は完全に未知の領域でしたので、まずR言語とは何か、Pythonとは何かからの学習となりました。
受講したての頃は、データ分析の方法すらもわからない状態でしたが、講義や最終課題をこなしていくうちにデータ分析の手法、流れを理解し、自分なりにデータの考察を行ったり、予測モデルのプログラムを組むことが出来るようになりました。
※ビジネストランスレーター
データサイエンスの基礎知識を持ち合わせたビジネスリーダーとして、データサイエンティストなどの専門家と経営陣との橋渡し役ができる人材のこと