データサイエンティストになるためには? 必要なスキルや学習方法を解説
データサイエンティストとは、データを分析してビジネスに役…
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データサイエンススクール 本講座
データサイエンティスト育成コース
2020.06.26
姫野 登志行様
データサイエンティスト育成コース修了後にデータミックスを通じてVSNというエンジニア人財サービスを行う会社に転職しました。今はデータサイエンティストとして主にはクライアント先に出向いて仕事をしています。
前職は建設会社に勤めていて、もともとは工事現場の管理などをしていました。データミックスのスクールに通い始める頃はここ最近の流れを受けて、ITやIoTの導入(ドローンの導入など)を担当していました。
ITやIoTの導入に際しては自分の力量不足も中にはあったかもしれませんが、経営者を説得したり理解を得る事が非常に困難でなかなかうまくいきませんでした。
そうした状況を改善していきたいという思いもあったのですが、保守的な環境の中で大きな変化をもたらしていく事に壁を感じるようになり、新たな環境でチャレンジしたいと思うようになり転職を考え始めました。
データサイエンティストという名前自体は以前から耳にしていました。
大学の時にプログラミングの経験があったものの仕事としての実務経験はなかったため、今からエンジニアに転職してもこの先あまり活躍出来ないんじゃないかという不安な思いがありました。
一方でデータサイエンティストは技術や知識以外にも経営に近い視点が必要とされていて、これまでに経営者と話す機会の多かった自分にとってはこれが「武器」になるのではないかと感じました。
また、何よりも自分には向いているという直感もありました。
データサイエンスの素養や下地がないのでオンラインよりも質問や相談がしやすい対面式の方が良いと感じ、対面形式のスクールで仕事と両立しながら通えるところを条件としてスクールを探していました。
色々と比較してみると他のスクールはpythonや機械学習など手段や手法にフォーカスしているところが多いように感じました。
学生の時にプログラミングをやった経験から、こうした仕事では手段や手法自体よりもそれを使って「何をやるか」の方が大切だと理解していたので、データ分析のためのプログラミングスクールではなくビジネススクールを探しました。
その中で実務に沿ったカリキュラムが整っているデータミックスで学ぶことを決めました。
最初は不安もありましたが、希望する仕事に転職も出来ましたし、飛び込んでみて良かったなと感じています。
ただ、授業についていくのは大変でした。 プログラミングよりもビジネスに重点を置いているというのは実際にそのとおりでした。ただその分、プログラミングの部分など、自学自習しないとついていけないのでモチベーションを維持する事が重要で、受講する側にしっかりとやり遂げるぞという覚悟が必要であると感じました。
最初から全てのステップを受講すると決めていた訳ではなくて、まずはブートキャンプとベーシックのみ受講して、それ以降のステップは出来そうだったら挑戦してみるつもりでした。
ベーシックステップまで終わって、なんとか出来そうだなという手応えを感じたこと、加えて自分に向いているといおう実感や興味が湧いてきて、もっとやってみようというモチベーションが生まれ最後までやりきることができました。
ビジネス入門編が面白かったですね。
経営学部出身じゃないのでビジネス視点を持つという授業は興味深かったです。
そういった部分も含めてプログラミング中心のスクールとは差別化されているのが自分にはとても良かったです。
毎週きちんと向き合い集中する時間を作り、やるべきことは必ずやるようにしていました。
私の場合、受講途中から転職したいという気持ちが強くなったのでそれが大きなモチベーションになりました。
振り返ってみるとクラスメイトがいたという事も重要な要素だったかもしれないですね。周りがしっかりやっていると競争意識のような気持ちが芽生えるので、自分もしっかりやらなければという気にさせてくれました。
グループでの連絡はSlackで取り合っていたのですが、他の人が質問していることや取り組んでいる内容が気になったりますし、後で話してみたら実際にお互いの事を意識していたことが分かったりして今でもよい仲間です。
実務ではPythonでデータの分析をするところから始められないことも多くあります。
まずはLinuxを使ってクライアントからもらった生データをDBにデータを投入してSQLでデータの概要を確認する事から始めたりするので、DataMixで勉強したデータサイエンスの内容だけでなくデータエンジニアリングの部分も必要になってくるなという事は感じています。
社内もクライアントさんもデータ分析に理解のある人に囲まれていて、前職で感じたような周囲との理解度の違いによる「やりづらさ」は全くなく、そこはとても良いですね。データ分析の話が出来る人が周りにいる環境というのはとても仕事がしやすい環境だなと感じています。
データサイエンティストは自分のこれまで持っているスキルや経験と掛け合わせて活かす事も出来ますし、他の仕事との間での橋渡し役にもなれるので、とてもやりがいがある仕事だと感じています。まずは、チャレンジしてみようという気持ちが大事だと思います。
これまでの経歴などにはあまりとらわれずに、データサイエンティストという新しい仕事に興味を抱いているなら飛び込んでみるととても有意義になるのではないでしょうか。
ただ仕事と学習を両立することは想像以上に大変です。その大変さを乗り越えるためには、モチベーションを維持していく事が重要だと思います。ビジネススクールなので、言われたことだけをやるのではなく、自分の力でやっていくぞと腹を括る覚悟は必要になってくると思います。
姫野 登志行様 会社名:株式会社VSN 業種:エンジニア派遣事業 職種:クライアント企業のデータ分析、DataOpsの推進
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