データアナリストとは?向いている人やデータサイエンティストとの違いなど

データサイエンティスト

2020.02.25

INDEX

こんにちは、データミックスメディア編集部です。 今回はデータアナリストになりたい人のために、仕事内容や資格、データサイエンティストとの違いなどを徹底解説します。 データアナリストは、ビッグデータを分析し、企業活動などに活用するプロフェッショナルです。近年、データの重要性が高まり、データアナリストの需要も急増しています。データアナリストになるには、どのようなスキルや知識が必要なのでしょうか?データアナリストに向いている人はどのような人なのでしょうか? この記事では、データアナリストに関するあらゆる疑問にお答えします。データアナリストに興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

データアナリストの仕事内容とは?

データアナリストは、分かりやすくいうとデータ分析を専門とする職業のことです。なお、「アナリスト」とは、分析を行う専門家のことを指す単語です。

ひとくちにデータといっても、さまざまな種類が存在しますが、データアナリストが扱うのは、「ビッグデータ」と呼ばれるデータです。

ビッグデータとは、世の中に集まる膨大なデータのことで、非構造化・非定型的なデータであり、日々記録されていくリアルタイムのものを指します。 例えば、WebサイトやSNSなどの閲覧履歴や、ECサイトの購買履歴、自動改札などの利用履歴となど、人々の活動に関するさまざまなデータがビッグデータに含まれます。これらのデータは、企業のマーケティングや商品開発、サービス改善などに役立てることができますが、そのためには、データの分析が必要です。 データアナリストの主な仕事は、ビッグデータを分析し、企業が抱える課題やニーズに応える解決策を提案することです。データアナリストは、データの収集、整理、分析、可視化、報告などの一連のプロセスを担当します。データアナリストは、データから価値あるインサイトを引き出し、ビジネスに貢献することができる職業です。

データアナリストの2つの側面と持っておくと有利になる資格

データアナリストには2つの側面があります。ひとつは「コンサル型」、そしてもうひとつが「エンジニア型」です。両者は、業務において求められる能力に違いがあります。

まず、コンサル型では、分析力やロジカルシンキング、統計に関する知識などが必要となります。物事を分析しながら考えることが求められるため、好奇心旺盛な人が多い傾向があります。コンサル型は、具体的な解決案を出すのが主な役割で、現場に近いポジションから方針を示します。コンサルティングファーム、マーケティング会社などで活躍しているケースが多いです。

一方、エンジニア型は、統計解析や時系列解析、データマイニングなどを求められるため、コンサル型に比べ、データに対する読解力がより求められることになるでしょう。エンジニア型は、ユーザーの行動などに規則性を見出し、自社のサービスの向上に貢献しています。ソーシャルゲームのプラットフォーマー、Webポータルサイト運営会社、自社メディア運営会社などで活躍しているケースが多いです。

コンサル型とエンジニア型は、明確に線引きされていないケースも多いですが、どちらの特色が強い仕事をしたいかによって、伸ばすべきスキルにも違いが出てきます。

例えば、論理的にものを考えることが好きで、さまざまなことに好奇心をもてるタイプであればコンサル型を、数学的な素養が高く、じっくりとデータを解析することが好きならエンジニア型を目指すなど、ご自身の特性で方向性を選ぶのがおすすめです。

データアナリストに向いている人とは?

データアナリストになるには、さまざまなスキルや知識が必要ですが、それだけではなく、人柄や性格も重要な要素です。データアナリストに向いている人は、以下のような特徴を持っている人です。

 

数学やデータが好き

 

データアナリストは、膨大な数字データを扱って分析を行うため、数学やデータに興味を持ち、楽しむことができる人に向いています。統計学や機械学習などの分析手法にも精通している必要があります。数学系の学問や学習が好き、データを見たり考察したりするのが好きという人は、データアナリストに適性があると言えます。

 

知的好奇心が強い

 

データアナリストは、幅広い知識やスキルを身につける必要があります。ITスキルや企業経営、経済情勢、消費者動向のトレンドやニーズなど、さまざまなことに関心を持つ知的好奇心の強い人に向いています。また、業界の変化にキャッチアップし続けるために、常に学び続けることができる人に向いています。

 

論理的思考ができる

 

データアナリストは、データの客観性を正しく理解し、示された数値に基づいて論理的に思考できる能力が必要です。データの分析において、直感的な決めつけや思い込みは致命的なミスに繋がります。数値を客観的に俯瞰し、具体的な根拠に基づいて考え、説明できる能力が重要になります。

 

細かい作業が得意

 

データアナリストは、細かい数字のミスが許されない職業です。データアナリストがはじき出した分析結果にもとづいて、ビジネスの大きな投資や施策が行われることがあります。そのため、自分の作業に対して常に細心の注意を払うことが必要です。性格が几帳面・慎重な人、細かい作業が好き・得意という人に向いています 。

データアナリストとデータサイエンティストとの違い

データを扱う仕事としては、「データサイエンティスト」という職業を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

データアナリストがデータの解析を専門としているのに対して、データサイエンティストは、統計学、数学、コンピューターサイエンスといった知識に基づいて、企業が抱える課題の解決などを判断する職種です。

データアナリストとデータサイエンティストでは業務において求められるものがやや異なってきますが、両者は明確に区別されていないケースも多く、データアナリストをデータサイエンティストとして採用している企業も存在します。

データアナリストは将来性がある仕事

データアナリストの仕事は、高い将来性をもっていると考えられています。あらゆるものがコンピューターで管理されている現代、企業にとって価値のあるデータは日々蓄積されているからです。

しかし、それらのデータは、分析のプロセスを経なければ、ただ蓄積されていくだけで有効活用することができません。そこで必要となるのが、ビッグデータの分析を行うデータアナリストなのです。

データアナリストの活躍の場は、ビッグデータの分析を行うコンサル会社や、通信会社、メーカー、金融機関など多岐にわたります。総務省の「令和5年版 情報通信白書」を見ると、データ社会はますます進展していることが分かり、このことからも今後は、より多くの企業がデータアナリストを必要とするようになり、需要はさらに高まると予想できます。

IT企業やIT関連に注力している企業だけにとどまらず、データアナリストの就職先は今後もさらに増えていく可能性があります。将来性のある仕事だからこそ、今からデータアナリストを目指すことで、長く続けられる仕事になる可能性も高いといえるでしょう。

出典:総務省「令和5年版 情報通信白書

まとめ

この記事では、データアナリストという職業について、仕事内容や資格、向いている人、データサイエンティストとの違い、将来性など解説しました。データアナリストは、ビッグデータを分析し、企業活動に活用するプロフェッショナルであり、近年のデータの重要性の高まりとともに、需要が急増している職業です。

データミックスでは、初学者や文系出身の方でもデータサイエンティストに必要な知識やスキルを体系的に学習できるデータサイエンティスト育成講座を提供しています。

Re スキル講座として認定されている本格的な講座で、ビジネスの課題を解決するための思考力と課題解決力を養うことを重視しているため、ビジネスの現場で役立つ実践的なスキルを習得できます。

オンラインで受けられる無料の個別相談も実施していますので、「カリキュラムの詳細を知りたい」「講座を受講してみたいけれど、ついていけるか不安」という方もぜひお気軽にお申し込みください。

関連記事

まずはオンラインで体験&相談

体験講座やワークショップ、キャリアの相談、卒業生との交流など、さまざまな無料オンラインイベントを開催しています。

公式サイトへ

ピックアップ

VIEW MORE

インタビュー

VIEW MORE

ランキングRANKING

  • WEEKLY週間

  • MONTHLY月間

まだデータがありません。

まだデータがありません。

VIEW MORE