データサイエンティスト育成コース 2019福岡クラス 卒業生スペシャル座談会

データサイエンス

2020.05.19

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データサイエンティスト育成コース 2019福岡クラス 卒業生スペシャル座談会

福岡校一期生(2019年1月期)としてデータサイエンティスト育成コース本講座で共に学んだ、各界で活躍する卒業生たちが久しぶりに集結。

スクールを受講した動機や目的、カリキュラムや講義の魅力、そして、受講後どのような成果や変化があったのか。それぞれの視点から、大いに語っていただきました。

ご参加いただいたメンバー


◾️野田利樹さん
会社名:西部ガス株式会社
部署・お役職:お客さまサービス部サービス企画グループ
会社の業務内容:福岡・熊本・長崎の3県で都市ガス事業を展開する企業
会社での個人様の役割りを一言:お客さまサービスに関する企画・情報システム化の検討


◾️前野祐助さん
会社の業務内容:上下水道設備の設計・建設・運転
会社での個人様の役割りを一言:データ分析を活用した自治体へのコンサルティング


◾️上村逸郎さん
会社の業務内容:画像解析ソフトウェアの開発・販売 
会社での個人様の役割りを一言:画像解析ソフトウェアの販売とサポート


◾️吉田洋介さん
会社名:リクルートマネジメントソリューションズ
部署・お役職:HRテクノロジー事業開発部公開サービス開発グループ マネジャー
会社の業務内容:人・組織改題の解決に伴うトレーニング、アセスメント、コンサルティングの提供 
会社での個人様の役割りを一言:戦略、マーケティングの仮説構築、実行、検証を通じたサービス基盤の拡充


インタビュアー 三好大悟

株式会社データミックス講師
担当科目:準備ステップ 全科目(プログラミング基礎・ビジネス統計学入門・SQL入門)/ 本講座 全科目(機械学習・統計学・非構造化データ 等)

その時、なぜデータミックスのスクールを選んだのか。

三好(司会)
 本日はお集まりいただきありがとうございます。私も講師として福岡校に参加しましたが、久しぶりに皆さんの元気なお顔を拝見できて大変うれしく思います。それでは、まず簡単な自己紹介とデータサイエンティスト育成スクールを受講された動機やデータミックスを選ばれた理由をお聞かせいただけますでしょうか。

野田さん
 私は福岡、長崎、熊本に都市ガスを供給している会社に勤務しており、受講当時は情報システム部門に所属していましたが、現在は営業部門でお客さまサービスに関する企画・情報システム化の検討に携わっています。

受講の経緯は、会社が今後のデータ利活用などを視野に入れた人材育成に力を入れており、データミックスの事前説明会に参加した上司から受講の勧めをもらったことがきっかけでした。個人的にもデータサイエンスの世界に興味があったので、自分の新たなスキルやキャリアの幅を広げるいい機会だと思い、受講させていただくことになりました。

前野さん
 私はスクール卒業後に転職したのですが、それまではプラントエンジニアリング会社で9年間社内SEをやっていました。

その最後の2年間に九州を代表する経済団体に出向した経験があり、いろいろな外部の方々と仕事をしていく中で、これまで培ってきた自分のITスキルや知識の幅をもっと広げ、次のキャリアアップにつなげたいと思うようになりました。

世の中ではデータ分析やデータ利活用が大きなトレンドとなっていたこともあり、データサイエンティストっておもしろそうだな、と思っていました、しかし、その分野での経験や知識はほとんどなかったため、まずはスクールに通ってみようと思い、実は3社ほど比較検討していたんです。

三好
 その時、データミックスを選ばれた決め手は何でしたか?

前野さん
 それは、データミックスの事前説明会に参加した時のこと。強く私に響いたのが「このスクールでは“ビジネストランスレーター”を育てるというコンセプトで行なっている」という言葉でした!

というのも、私の目指しているキャリア像は、プログラミングをゴリゴリ行うようなエンジニアではなく、データサイエンスを使ってそれをビジネスや社会の課題解決にどう落とし込んでいくか、というような分野での仕事に強い興味を持っていました。それがまさにデータミックスが唱える、データ知識を持ち、データ分析がわかりながら、今後のビジネスとエンジニアリング、実社会をうまくマッチングさせていく「ビジネストランスレーター」という人材イメージとピッタリだったので、これだ!と思い、ビビッときたのです!

野田さん
 私も前野さんと同じように、「ビジネストランスレーター」という概念には強く惹かれましたね。社内のいろいろな部門の課題に対して、データサイエンスを活用して、外部のデータサイエンティストとも協力しながら最適な解決法を見出していく。そんなイメージが、私の目指すキャリアアップのイメージなんだろうな、と思っていました。

三好
 なるほど。受講前にデータミックスの特性をきちんとご理解いただき、皆さんのビジネス志向とうまくマッチングできていたということですね。これは受講の成果を高める上で、大変重要なことだと思います。上村さんはいかがでしょうか。

上村さん
 私が所属している会社は、画像処理のソフトウェアの輸入販売を行なっています。画像処理の分野でも2016年ぐらいから深層学習(ディープラーニング)によるClassifier(分類問題と呼ばれる、機械学習の一種)やセマンティックセグメンテーションといった技術が注目され始めましたが、最初は何のことだかさっぱりわかりませんでした。

また、会社でも新たにAIによる画像処理ソフトに取り組もうとしていた時期で、積極的にデータサイエンスに関する知識やスキルを高めようという機運がありました。

そこで、2018年にデータミックスが福岡で行なった短期セミナーに参加したのが最初のきっかけとなり、大変わかりやすかったので2019年1月からの開講に合わせて受講することにしました。

三好
 確か上村さんは、卒業発表会でも実際の業務に即した画像処理のプロジェクトに取り組まれていましたね。

上村さん
 よく覚えていますね(笑)。そう、画像処理のリング状のノイズを除去するモデルを作るというものでしたが、発表会でもまあまあウケていたかなという感触があったので、その後このデモを実際のビジネス現場でもかなり活用しておりまして。

パッケージソフトであるためひとつの応用技術ではありますが、期待していた以上に非常に取引先のウケが良く、競合もこういった技術を持っていなかったため実際の業務でも付加価値が高まり、大いに効果があったと思います

三好
 それは素晴らしい!講義でも実際のビジネス課題に即した実践的なやりとりに力を入れていますが、卒業後すぐにビジネス現場でも成果に結びつくような事例を、我々としてもどんどん増やしていきたいと考えています。吉田さんも新たな分野でのデータサイエンスの取り組みをお考えでしたね。

吉田さん
 そうですね。私の会社では、企業向けの教育研修や人事コンサルティング、ES調査などの事業を行なっています。HR系でのデータ活用は採用系ではけっこう進んでいますが、それ以外はまだまだこれからの領域であり、今後何かそこで役立つことをやりたい、と考えていました。

また、顧客企業においてもDXやテック系などの推進が進む中、自分としても十分キャッチアップできていない、という想いがあったのも、受講の動機でした。データミックスを選んだ理由としては、「データサイエンスをひとつの塊として俯瞰して、全体を体系的に学べる」と思ったからです。
また、プログラミングや統計だけではなく、ビジネス課題解決との結びつきや実践的、実務的という点を重視しているという、他社には見られなかったコンセプトも私の考えとマッチしていました。さらに、それを福岡でダイレクトに学べる、という点も大きなメリットでしたね。実は、福岡での開講の半年前ぐらいに「今後福岡で開講の予定はありますか」と問合せメールをしたことがあるんです。返ってきた答えはなんと「計画はあります」。グッドタイミングだなと思っていたのですが、その後HPで開講を知った時は申込ギリギリの時期で(笑)。自分がこれからやりたいと思っていたビジネス志向との巡り合わせの良さもありましたね。

実際に、講義を受けた感想は?

三好
 これまでの卒業生の方にお話を伺うと「授業は大変だったが後で必ず役立つ」といった声をいただくことがあります。

実際に講義を受けられて、どのような感想をお持ちですか。

吉田さん
 私は、プログラミングや統計の素地がないところからのスタートだったので、あらかじめ大変なことは覚悟して臨みました。

特に入学試験では緊張感がすごかったですね。直前に講義の映像や資料を見せていただいたり、自分で基礎勉強をして何とか通してもらいましたが、これから本格的な講義に臨む本気度が問われていることがヒシヒシと感じられ、またそのような意識の高い人たちの集団のための場であることも理解できたので、今から思うと最初からその心構えができたことは、とてもいいことだったと思います。

三好
 受講を希望される方は、実務でのビジネス課題に対する問題意識が高く、スクールでの成果を自分のキャリアアップやビジネスの成長に活かしたいと考えられています。そのために教室の質を高め、授業にいい効果を出すこと。入学試験にはそんな目的があるのです。

前野さんは、弊社のスクールを卒業後に転職されましたが、いかがでしたか?

前野さん
 私も統計学など専門知識があまりなかったので、入学試験では落ちたらどうしようと緊張していた記憶があります。また、1回あたりの講義内容のボリュームも予想以上に多かったため、もう一度大学に入り直した感覚で、統計学なども基礎理論からもう一度かみ砕いて自分なりに理解していかないと追いついていけないなと思い、必死で頑張りました。体系的に学べたこともあり、それが実務でも確実に役立っていますね

卒業後にSEから転職して、今はデータ分析に基づく自治体の水道事業などへのコンサルティングを行なっています

大学との共同研究で地震や災害時にいかに早く水道を復旧させるか、といった社会課題への取組みにもデータ分析が活かされています。例えば、大学教授との打合せでも統計学やクラスター分析における専門的な話が出ても、違和感なくプロジェクトを進めることができます。老朽化する水道管に対して、日頃からどういったメンテナンスや更新・復旧計画を行なっていくか、人命を支える災害時にも強いレジリエントな社会インフラづくりに、まさに受講時に思い描いた「ビジネストランスレーター」としてスクールで学んだことが活かされているのです

野田さん
 私が感じたのは、毎週土曜に講義があるので、そのスパンの中で前回のおさらいをやり、宿題をこなし、次の予習も行うので、あっという間に1週間が過ぎていきます。もちろん通常の会社の業務もありますので、その合間をぬって全てをこなしていくのが正直大変でしたね。

特に復習では、講義を聞いている時はわかったつもりでも、もう一度見直してみると十分理解できていない箇所がけっこうあるんですよね。そんな時に役立ったのが、授業の動画を配信してもらったことですね。再度授業動画で理解できていない箇所をピンポイントで繰り返し見ながら、納得いくまで理解することができたので大変助かりました

三好
 授業動画の配信は、元々教室に来れなかった方のためでしたが、復習時に理解できていなかったところを再確認するために使われている方も多いということで、授業のフォローアップ策としても重要であると考えています。

上村さん
 私は常に大変でした(一同笑)。しかし、本日集まった皆さんをはじめ、周りの方が非常に意識やモチベーションの高い人が多かったため、自然と引っ張られていった感じです。周りから刺激を受けて実力以上に頑張れる。それが、データミックスの少人数制スクールのいいところだと思います。

三好
 確かに私も福岡校で授業を行った際には、東京以上に強い一体感や団結力を感じました!

上村さん
 福岡という地域性もありますが、東京に比べれば人口も少ないですし、データサイエンスのスクールも限られるため、よほど目的意識やビジネス感度を持っていないとこのような場には参加しないと思います。一緒に学んだメンバーとも、苦労はありましたが何でも話せるようなオープンな空気感があり、同じ志をもつ方たちとのつながりを得られたという点でも参加して非常に良かったですね。

ここは良かった、こんな成果があったという点は?

三好
 皆さん、きちんと将来ビジョンと目的を持たれて参加されていますが、具体的に成果があったことや自分の成長につながった、こんなところが良かった、といった点を教えていただけますでしょうか。

吉田さん
 私は、仕事の都合で東京と福岡の両方で受講させていただいたのですが、やはり地元で直接受講できるのはいいですね。それと、参加している人の業種は様々ですが、真剣度の高い人が集まっており業務上もどこかリンクしていることも多かったですね。だから、ビジネス上でもお互いこういう所でデータをうまく使ったり、こんな課題を抱えているといったことが肌感覚でわかりあえるし、情報交換しながら刺激しあえるといった所は、すごく良かったなと実感しています。

もう一ついい点は「講師陣が実務に精通している」ということです。

私たちが欲しいのは、理論を追求した机上の理想論でもなく、単なるプログラミングや統計の手法論でもありません。データサイエンスが、ビジネス課題解決やビジネス現場の実務にどう役立つかです。

その点でも、データミックスの講師陣は、受講者が抱えるビジネス課題に対して一緒に考え、解決へのアプローチやアドバイスを提供してくれたり、時には時間外での質問にもわざわざ時間をとって対応していただくなど、こちらが知りたいと思う、より深い学びを得られたのはありがたかったですね。講師の方は常に「実際のビジネスでは〜とか、現場では〜、実務では〜」といった観点から話をしてくれるので、この課題の着地はここ、といったようにより具的的かつ実践的なデータのビジネス活用法を身につけられたのは、今となっては大きな財産となっています。

野田さん
 6ヶ月という期間、業種・職種も違う方々と一緒に同じ目的・目標に向かって学ぶことで視野が広がり、また志を同じくする人たちと、その後も一緒に飲んだり、交流を続けられているのは、私にとっての財産ですね

社会的にデータ活用の重要性がさらに高まっていく中、今後のキャリアアップに向けた自分のスキル基盤が着実にできたという点でも、高い価値があったと思います。

上村さん
 私が一番いいなと感じたのは、やはりカリキュラムが体系だっており、この部分がここに関係している、といったようにデータサイエンスの世界を鳥瞰できたことです。

データサイエンスに関する知識の繋がりを理解するための、全体の体系図の資料がありましたよね。私は文系ですが、それを毎回の講義の位置付けを理解するのに参照していました。今でも時々見返すことがあるくらいです。

独学だと自分が今どの位置にいるか不安になりますが、スクールではカリキュラムが体系的に網羅されていることで、卒業後には自分でも一通りデータサイエンティストとして必要なことを身につけることができたという自信がつきました。それは開発現場でも、顧客との商談の場でも自信を持ってプロジェクトをリードできることにつながっています。

当初は何の素地もなかった私にとっては、それが一番大きなメリットです。

三好
 野田さんや前野さんのような「ビジネストランスレーター」志向の方であれば、Pythonや統計学、アルゴリズムといったことを分かっている人とそうでない人とでは、必然的に業務の質にも大きな差が表れてきます。

また、上村さんのような画像処理のディープラーニングのアルゴリズムを作るといったエンジニア寄りの方でも、AI などより高度な先端技術を取り込んで新たな市場を切り拓くといった、ビジネスリーダーとしての役割を果たすことができます。

つまり、受講して達成したい目的こそ違っても、体系的なデータサイエンスのバックボーンを身につけたということが揺るぎないビジネス基盤となって、様々なビジネス課題に取り組む現場においても、広く活用できるスキルやノウハウとなって繋がっていくのではないかと思います

卒業後、実際の業務の中で起こった変化とは。

三好
 卒業後、学んだことを活かして「業務への取り組みで変化があった点」はありますでしょうか。

吉田さん
 大きく2つの点で変化がありました。

一つ目は、今抱えている業務の中で、何とかならないかな、と思っていた業務課題に対して、あえてデータに着目してアプローチしてみることで新しい切り口が見えてきたり、データ分析結果がもつ社内でのインパクトをじかに感じられたことです。さらに、これまで経験と勘に頼って行なっていた非効率だなと思われる業務も、社内に転がっているデータをまずは使ってみることで、効率化へのアプローチができたり、人の動かし方が変わってきた、といった成果につながっています。

二つ目は、スクールで学んだことを活かして、データ分析によるコンサルティングという副業を始めたことです。これまでの私の中にはなかったアプローチですが、私のキャリアの中の新たなチャレンジとして、今後も取り組んでいきたいと思います。

野田さん
 会社としてもデジタル化やデータ活用といった領域に力を入れていく動きにあるので、学んだデータサイエンスの基礎的な知識を基盤として、統計検定の資格取得などにも取り組みながら、継続的にスキルアップや知識のブラッシュアップに取り組んでいる点が、これまでと大きく変わった点ですね。

今後も時代変革が進むとともに、さらに必要性が増すスキルだと思っていますので、自分のキャリアアップも視野に入れながら、会社の新たな成長にも貢献できる人材を目指していきたいですね。

上村さん
 世の中には、優れたAIや機械学習、ディープラーニングなどがあるということは知っていましたが、受講前まではハードルが高く、まったくそこの領域には手を出すことができませんでした。それが、体系的にデータサイエンスを学んだおかげで、そこに手が届くようになったということが、何よりも大きな変化でしょうね。

具体的に言えば、自分のデータやお客様のデータを活用して、ディープラーニングを使って画像解析ができるようになったことです。周りのエンジニアでもそこまでできる人はなかなかいないので、自分の価値を高めるという意味でも大きな価値があったと思います。

三好
 皆さんが、データサイエンスの新たな知識やスキルを武器にされてご活躍の幅を広げられている話をお聞きすると、業界・職種を問わず横断的に今後どんなビジネス領域でも、データサイエンスの価値や必要性が高まっていくことが改めて実感できますね。

今後、受講をお考えの皆さまへ。

三好
 現在2020年6月期の受講生を募集中ですが、最後に福岡校の卒業生としてメッセージをいただけますでしょうか。

吉田さん
 私の感覚では「データ活用は、ウチの会社にはまだ関係ないよ」とか「社内でそんな話題が何も出てないな」といった方ほど受講をお勧めしたいですね。というのも、データサイエンスの世界観がわかっている人が一人いるだけでも、社内での課題や物事をまったく別の視点から捉えることができる人が生まれるということになり、それまでにない大きなビジネスインパクトにつながるのではないかと思います。

頭ではデータ活用の必要性は分かっていても、専門人材がいないために、いざやってみるとなかなかうまくいかないね、とつい諦めてしまうケースって多いですよね。でも、そんな状況にこそチャンスが眠っていると考えて、黒船のごとく社内に新しい風を吹き込む推進者となって活躍する人が、これからどんどん増えていくきっかけになることを期待しています!

野田さん
 実際の業務におけるデータ活用などの課題を抱えている人たちには、実際の適用のイメージも湧きやすく、すぐに現場でも活かせるという点でも、データミックスのスクールはお勧めだと思いますよ。また、私が会社からの勧めで受講したように、ミドル層や意思決定層の方々が率先して受けてみるのも、会社のデータ活用マインドや意識変革が加速されるため、波及効果の高い施策ではないかと思いますね。

三好
 東京では、誰もが知っている著名な企業のトップやマネジメント層が受講されたりするケースが見受けられます。データミックスの法人研修サービスでも、大企業から中小企業まで、デジタルビジネス人材の育成に積極的な投資を行う企業の動きが見られますので、マネジメント層から変わっていくのも、有効な手段と言えるかもしれません。

上村さん
 客先などを訪問した際、「どうやってデータサイエンスの勉強をされたのですか」と聞かれることもよくあります。

例えば、「AIを使って何かできないか」とか、データ分析の部署を立ち上げたりした時など、「必要に迫られてはいるが、何から手をつけていいか、わからない」といった状態であれば、初期の時間的、労力的なロスを減らすためにも、最初のステップとしてよりビジネス寄りのデータミックスのスクールなどに通われるのが早道だと思います。

また、組織の中で専門的な部署の中だけにデータが集まり、組織全体にシナジー効果が発揮されていないケースも見受けられます。そういった場合には、組織の中のビジネストランスレーター育成のためにデータミックスを活用するのもありですね。

私がそうだったように、素人でもデータサイエンスの世界に入りやすく、体系的に理解しやすいというのが、データミックスの良いところなので、目的を明確にして有効に活用すれば、企業の活力となるデジタル人材の育成に必ず役立つものと思います。

三好
 受講経験を持つ皆さんならではのメッセージありがとうございます。私共も、福岡で今後のデジタルビジネスを駆動するような人材を、より多く輩出できるようさらに尽力していきます。本日は貴重なお話をいただきありがとうございました。皆さまの益々のご活躍をお祈りしています。

当社のスクールでは、データサイエンスに関する実務的な使い方を学習できます。是非気になる方は、データサイエンティスト育成コースをご確認下さい。

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