「データサイエンティスト育成のフロンティア」 清水 嵩文

データサイエンス

2020.02.23

INDEX

「データサイエンティスト育成のフロンティア」 清水 嵩文

データサイエンスの可能性を究め、

DX時代をリードする価値を生み出す。

  • 清水 嵩文 プロフィール

<コンテンツ開発本部 データアナリスト>

大学の経営学部で卒論に選んだテーマは、「投資家のツイッターコメントを活用した株価の変動予想」。

卒業後、保険会社からインターネット広告代理店の営業職へ。その後、データミックスのデータサイエンティスト育成コースの受講生として学び、2019年データミックスに入社。若手講師のホープとして活躍する傍ら、日々データサイエンスの可能性を探求中。

データミックスのスクール生から、現在は講師として活躍

「自分がおもしろいと思うことしかやらない」。そんな清水が、本気でおもしろいと思ったのが、スノーボードとデータサイエンスだった。興味があることへの探究心は誰にも負けない。当時、何の専門知識も持たなかったが、どうしてもデータサイエンティストになりたくて、門をたたいたのがデータサイエンティスト養成のパイオニアであるデータミックスだった。データサイエンスの世界を探究する、清水の挑戦はまだ始まったばかりだ。

スクール生を経て、講師へ。 “自分が一番おもしろいと思えること” 。 それがデータサイエンスだった

大学は経営学部出身ですが、むしろ熱中していたのはスノーボードでしたね。中学ぐらいから始めて、大学時代も時間を惜しんで練習していました。大学卒業後、いったん保険会社に就職したものの、どうしてもスノーボードを続けたいという思いが募り、数か月で退職。カナダなどでスノボ漬けの生活を送っていました。しかしケガしたことでスノーボードを引退し、帰国。この時点で、キャリアプランは白紙です。

“この先自分が本当にやりたいことは何だろう”と改めて考えていた時に、思い出したのが学生時代の卒業研究でした。テーマは「投資家のツイッターコメントを活用した株価の変動予想」。なんとなく面白そうだなと思って始めたのですが、データを分析して未来を予測するのは、何事にも代えがたい面白さがありました。

実はこれ、全部手作業で分析したんです。投資家のツイートをひたすらコピペしてエクセルに登録して、極性分析でポジティブツイートが多い時、ネガティブツイートが多い時で株価の変動にどう影響を与えるかというモデルを作るのですが、極性辞書も自分で作ってたんですよ。しかし、さすがにこれは非効率だなと思い、調べたところ、どうやらプログラムや統計手法を駆使してデータ分析を行うデータサイエンティストという職業があるらしいと知りました。「きっと、これはおもしろそうだ!」と直感し、データサイエンティストを目指そうと決心しました。しかし、その当時のデータサイエンティストの採用条件は経験者ばかり。そこで、まず入口としてインターネット広告代理店に入社して営業を経験しながら、ネット業界の現状やSEOの自然言語処理の仕組み、また企業でどんなデータ活用が必要とされているかなどをこの目でじかに確かめました。そして、いよいよデータサイエンティストへの道を歩むべく、データサイエンティストを養成するデータミックスのスクールに受講生として飛び込んだのです。

受講生と二人三脚でビジネス課題に必死に取り組む。 まさに毎日が、データサイエンスの新しい可能性の発見。

データミックスの受講生の特徴は、レベルの高さ。中には自主的にコンテストを開催して、機械学習モデルの精度を競っている方もいます。ひとつでも多くのことを自分のものにしようとする受講生の熱意に刺激を受け、私も半年間で相当レベルアップすることができました。

卒業する際に、コンサルティングとデータ分析ができる会社に入りたいと考えて講師に相談したところ、「それならウチに入ったら?コンサルティングの要素もあるし」と誘っていただきました。確かに講師を見ていると、受講生の方と実際のビジネスで直面する課題について熱くディスカッションしています。企業の最前線で活躍している人と対等に意見交換して、企業の課題解決にも貢献できるなんて、考えてみたら貴重な経験ですよね。

ということで、データミックスにお世話になることを決め、晴れてデータサイエンティストになりました!・・・とはいうものの、受講生からいきなり講師になるというのは、はてしなく大きなギャップがあります。しかも受講生は実際にビジネスでデータ分析している方ばかりなので、その方と同等の視座にまで高めなければいけません。

最初はそのギャップに悩みました。「プロの仕事」が合言葉のデータミックスでは、講師に要求されるレベルも相当なもの。正直、「自分には無理だったか・・・」と感じる時もありました。

でも悩みながらも続けていると、毎日少しずつ成長していることがわかるんです。その感覚がスノーボードに似ています。毎日ひとつずつ新しい技を身に着けていくように、一歩ずつ知識と経験を積み上げていくと、やがて大きな強みになる。これがデータサイエンティストの魅力だと思っています。

特に、データミックスではスクール事業に加え、卒業生に対する企業への人材紹介も行っているため、キャリアップを目指す受講生が高いスキルを身に着け、「希望した会社に採用されました!」と報告に来てくれるのが、自分のことのように嬉しいです!受講生が課題解決に悩んでいるところを一緒になって考え、答えを探し、二人三脚で道を拓いていく。そんな気持ちで講師をやっています

データサイエンスは、あらゆる業界、職種で必須のスキルに。

データミックスのデータサイエンティスト育成コースでは、6ヶ月にわたる受講の集大成として、受講生が最後の1か月で取り組んだプロジェクトを発表します。この卒業発表会には先輩卒業生や現役受講生、企業の方、約100名が参加し、締切前に満員になるほどの盛況ぶりです。この晴れの場で発表するべく、受講生は睡眠時間を削って課題に取り組みます。

受講生時代、私が取り組んだテーマは「口コミ分析から至高の観光体験を創出する」というもの。口コミサイトからレビューをスクレイピングして、どういった人がどういった体験をするとその施設を楽しんでもらえるのかを分析し、観光地として盛り上げるための最適なプランを創出し、地域の活性化につなげようという取り組みでした。このプロジェクトに取り組んで、これからデータサイエンスはどんな業界や職種にも必要になってくると強く感じました。そのためには、データサイエンスの民主化も必要ですね。

データ活用は、一部のデータサイエンティストだけのものじゃなく、みんながデータサイエンスのスキルを高め、その力を活用できる社会。データミックスはその伝道師の役割を果たしていると考えています。

データサイエンティスト として描く夢は?

データサイエンスの世界はやればやるほど奥が深い。最近はディープラーニングや自然言語処理、ビジネス統計の新たな手法などに興味があります。また、データミックス社内でのDX推進にも取り組んでおり、データ活用の実体験を積むことで今後の授業や受講者へのコンサルにその知見を活かせるのではないかと考えています。私は群馬県安中市の出身で、群馬をこよなく愛しています!いつかはデータの力を使って群馬の活性化に貢献したい。それが私の夢です。

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